
近年、観光サービスの受益者である顧客の「流れ」が大きく変わってきています。例えば、温泉旅館では、顧客は、団体中心の画一的なサービスではなく、少人数による多様なサービス享受を志向するようになってきています。
一方、観光サービスの供給者は、依然として「団体仕様のハードウェア」を揃え、エージェント等からの「域外の団体送客」に頼るなど、旧来のビジネスモデルを前提とした経営をしています。また、事業運営を支える組織や経営管理の仕組みは脆弱であり、資金調達力も乏しいなど、企業自体の「変事対応力」が非常に弱い状況にあります。
このように、脆弱な組織のもとで旧来のビジネスモデルを踏襲し、顧客ニーズに合致しないサービスを提供している現在の状況はまさに危機的といっても言い過ぎではありません。 このままでは産業自体が劣化を続け、ジリ貧に陥り、早晩朽ち果てることになりかねません。
毛利事務所は、「Services-Unlimited」をスローガンに、日本の基幹産業である観光サービス産業の面的再生を、財務・会計・ファイナンス・マーケティング・オペレーション改善の視点から支援していきます。事業環境の変化にも対応力を持ち、高度な経営管理体制を備えた事業主体を構築するお手伝いを通じて、日本の産業の中でも極端に低い「生産性」の改善と、新しいビジネスモデルの創造にチャレンジしていきます。
サービスに限界はありません。皆さんも、私たちとともに観光サービス産業のイノベーションを創造しようではありませんか、「Services-Unlimited」を合言葉に。

Copyright(c) Mori & Associates 2010- All Rights Reserved.
|